こんにちは!今回は私がマイホームブルーを克服した話を紹介します。
夢がいっぱいのマイホームづくりですが、多くの人がマイホームブルーとやらを経験するらしく、私もその内の一人でした。
当時、小さな頃からマイホームを建てる事が夢だった私が、まさかそんな風になるとは思ってもみませんでした。
しかし、新居に住み始めてから1年以上の時が過ぎ、今では無事にマイホームブルーを克服して日々の生活を楽しむことができております。
現在、マイホームブルーで悩んでおられる方や、これから家づくりを始められる方に私の経験が参考になればとの想いで今回の記事をまとめました。
ブルーな気持ちの正体を知る
マイホームブルーを克服するには、まずはそのブルーな気持ちの正体を暴く必要があります。
私は、新居に住み始めて半年後(2020年3月頃)にブルーな気持ちが深刻化しました。
子供の頃からの憧れだったマイホームを建てたはずなのに、色々な不安や不満が自分の中に溢れ返ってしまい、イライラする日々が続いておりました。
このままでは不味いと思い、当時の私はまずこの気持ちの原因をしっかりと分析する事に努めました。
その結果、大きく2つの悩みが、私の気持ちをブルーにしていることが判明しました。
○お金の心配
○ああしとけば良かったと言う後悔の気持ち
ありきたりなものですが、これらの問題を解決するまでに私が行った事を以下に詳しくまとめますので、参考にして頂ければと思います。
お金の心配を克服
◆お金の見える化を行う

これがすごく大事です。人によっては見える化だけで心配が解消するケースがあると思います。
私は、資金計画を入念に考えて住宅ローンを組んだつもりでしたが、正直見通しが甘かったです。
気づいたら「まだ年齢も20代だし、今の収入を最低水準と考えておけば大丈夫だろう」と言うおまじないを計画の前提としてしまっており、これが一番の誤りでした。
その結果、翌年待ってたのがコロナショックによる収入激減でした。
本当の本当に人生何が起こるかわからない。
「根拠のない自信」って色んな場面で大事だったりしますが、住宅ローンの計画に当たっては、根拠が無いなんて「ダメ。ゼッタイ!」と強くお伝えしたいです。
とは言え後悔してても仕方が無いので、自分が置かれた状況と正面から向き合って対策を検討する事にしました(向き合うのって面倒だしすごく怖いですが、これが一番大事です)。
私の場合はエクセルを使って、とりあえず75歳になるまでの収入と支出を全て整理しました。
まず収入は、残業代や賞与等の不確定なものは一切無い前提としました。
次に支出は、色々な家庭の情報や実際の学費等の情報を調べ込んで前提条件を決めました。
この整理をする事で、以下の事が見えてきます。
・どのタイミングでどの程度の赤字が発生するか
・老後資金はどの位になるか
・どこの支出を抑えるべきか
これらが明確になる事によって、長期的な視点での資金繰りや、人によってはWワークを開始するタイミングと必要年収等が明確になり、アクションを迷ったり間違う確率がグッと下がります。
私の場合は、この見える化を通じて今後の自分のアクションが明確になった事で、半分以上の不安が解消されました。
そして次に行ったアクションが以下です。
◆固定費の見直し

見える化を行った結果を踏まえ、固定費を削減する事で我が家の財務状況改善を図りました。
【生活水準を変えずにできた事】
○通信費(約10万円/年):大手キャリアから格安SIMへ乗り換え
○保険見直し(約10万円/年):ネット保険活用、本当に必要な補償を再整理
○謎支出の削減(約10万円/年):毎月始めに各生活費をそれぞれ振り分けその中で生活(恐らく何となくコンビニやスーパーで買っていた物を削減、生活満足度が変わらずなぜが支出減)
【生活水準を見直した事】
○飲み会の削減(約20万円/年):コロナの影響がメインでしたが、昨年までは飲み会が多過ぎました。飲み会が無くても家が楽しく生活満足度はむしろ向上しました。これを機に今後も参加頻度を見直します。
年間で約50万円程度の削減!飲み会が半分戻ったとしても約40万円の削減ができました。
これが30年続いていれば、約1200万円も無駄にする所でした。
住宅ローン金利以上のメリットが軽く出たので、今までお金とまともに向き合って来なかった私にとっては、良い薬になったと捉えております。
結果として家計も無事黒字化でき、むしろ家を建てた事で私と言う人間にとっては「お金の面でもプラスになった」とポジティブな気持ちになる事ができました。
(もちろん、家を買わずともこの辺をできる優秀な方が最強ですが)
ああしとけば良かったを克服

家を建てた後、「ああしとけば良かった」「こうしとけばもっと良かった」と言った事を延々と考えてしまい、それに疲弊してブルーな気持ちになっておりました。
しかし、これについては「100点を求める事をやめる」と言う気持ちの切り替えで解決しました。
いやしかし、「折角のマイホーム、絶対完璧に仕上げたい!」と言う意見があるかもしれません。
しかし、人間の欲望を尽きないので今思っている事を実現すれば、どうせ次の欲望が出てきます。
それに、年齢を重ねてライフステージが変化すれば価値観も変わり、家へ求める事も変わります。
例え今100点を取れても、それが10年後の100点である確率は極めて低いです。
そう言う風に思考を整理すると、「最初の設計を悔いて責める」より「住みながら家と一緒に成長する」と言う考え方の方が自分としては合理的でしっくりきました。
家を建てたからって家づくりをやめる必要は無く、「ずっと家づくりを楽しみ続けよう」と言う気持ちで、今はむしろ家の改善点を見つけては、対策を考える事を楽しんでおります。
以上、大きく2点の改善を通じて私はマイホームブルーを克服しましたが、いかがでしたでしょうか。
折角の楽しいマイホーム。
ブルーな気持ちになっている方の一人でも、この記事を見て少しポジティブな気持ちになれる事を心より祈っております。
最後に、Twitterでも家づくりで考えた事や日々の生活での気づき等呟いております。
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